漏斗
漏斗の比喩
現在、わたしたち社会は、経済と社会と環境において危機的な状況に陥っています。今後、世界の人口が増え、消費活動が急増していくと、自然資源はますます減少し、生態系は劣化していきます。ナチュラル・ステップは、その状況を漏斗の比喩で表し、図で分かりやすく説明しています。
漏斗の上の壁は、自然資源と生態系が提供できるサービスが減少していることを表しています。下の壁は、服、家、食品などを生産して輸送するといった自然資源や生態系のサービスへの需要が増えていることを表しています。
私たちが生存するために、食糧、きれいな空気、水、肥えた農地などが不可欠です。今、それらは減少しています。同時に、自然の資源を再生する能力も落ちています。地球の人口は、現在60億人を超えており、更に増加しているのです。更に、自然資源の需要も消費も増加しています。需要が増える一方、その需要を満たす能力が低下しているということは、狭まる漏斗の中に社会が突き進んでいることになります。漏斗が狭まれば狭まるほど、策を弄する余地が狭くなり、選択肢が減るのです。今まで通りのビジネスの路線で進める企業は、その漏斗の壁にぶつかり打撃を受けるリスクが高くなります。
漏斗の壁を開ける
私たちは皆、この漏斗で生き、働いているのです。しかし、戦略的に長期計画を立てることは可能です。創造性や変革を生むには、無限の可能性があります。持続可能な発展へと方向転換をすることで、漏斗の壁を開けることができるのです。先見の明がある企業は、漏斗の壁にぶつかることを避け、真の持続可能性を創造することに投資をすることで、将来、報われるでしょう。
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